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コラム

2026.09.13
タヌキ ハト イタチ アナグマ コウモリ アライグマ テン ハクビシン スズメ ムクドリ ツバメ カラス

害獣駆除の許可申請方法|必要書類と申請先・許可までにかかる期間を解説

害獣駆除で許可が必要になるのは、害獣を捕まえる場合と殺処分する場合です。

屋根裏から追い出す、侵入口を塞ぐ、フンを清掃するといった作業なら、許可なしで進められます。

捕獲する場合は市町村の鳥獣担当課への申請が要り、福岡市は交付希望日の8日前まで、北九州市は許可証発行まで2週間程度が目安。

この記事では、福岡市・北九州市・佐賀市の申請窓口と必要書類、許可が不要なケース、無許可捕獲の罰則までを整理しました。

本記事の法的注意事項について
法的注意事項について
  • 薬剤の使用について
    殺鼠剤や化学薬品の使用については、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づき適切に行ってください。
    詳細: 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/
  • 動物愛護について
    害獣駆除であっても「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条により、みだりに動物を殺傷することは禁じられています。(占有下に入った場合は適用対象となる場合があります)
    詳細: 環境省動物愛護管理室 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/
  • 特定外来生物について
    アライグマは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」の対象です。生きたままの運搬・飼養や野外への放出は認められていません。
    詳細: 環境省自然環境局 https://www.env.go.jp/nature/intro/
  • 鳥獣保護管理法
    イタチ、ハクビシン等の捕獲・殺傷には「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づく許可が必要です。追い出し・侵入口の封鎖・清掃は許可なく行えます。
    詳細: 環境省自然環境局野生生物課 https://www.env.go.jp/nature/choju/
  • 消費者保護について
    害獣駆除サービスの利用に際しては、消費者契約法等の関連法規を遵守し、適切な契約手続きを行ってください。
    詳細: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/

    この記事は2026年9月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金、法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
    害獣駆除の効果には個体差・環境差があります。記載された費用目安や効果は一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。

害獣駆除の許可申請方法|結論と全体の流れ

害獣駆除の許可申請方法|結論と全体の流れ

申請の窓口は、捕獲を行う場所の市町村の鳥獣担当課です。

県ではなく市町村になるのは、多くの県が許可の権限を市町村長に移しているためです(環境省)。

申請できるのは、被害を受けている本人と、その人から依頼を受けた業者などです。

許可が必要なケース・不要なケース

許可が要るかどうかは、鳥獣保護管理法という法律で決まります。

  • 法律の対象:ハクビシン・イタチ・アライグマ・タヌキ・テン・コウモリ・カラスなどの野生の鳥と獣
  • 法律の対象外:家に住みつくネズミ(クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミ)、シロアリなどの虫
許可が必要 許可は不要
ハクビシン・イタチ・アライグマ・タヌキ・テン・コウモリ・カラスなどの捕獲 クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの駆除
わなの設置、捕まえて運ぶ行為 屋根裏からの追い出し(捕まえない)
捕まえて殺処分する行為 侵入口の封鎖、フンの清掃・消毒

つまり、追い出して塞ぐという進め方であれば、許可は必要ありません。

申請から許可までの4ステップ

廣光の利用者調査では、55.1%が夜間の騒音・足音で被害に気づいていました(2025年実施 害獣駆除業者利用者調査・n=49・廣光調べ)。

その状態から捕獲までは、次の4段階です。

いきなり書類を書き始めるのではなく、担当課への相談を挟むのがポイントです。

  1. 被害状況の確認:足音・フン・かじり跡などを写真に残す。害獣の種類が特定できると窓口での話が早く進みます
  2. 市町村の担当課に相談:捕獲が必要な状況か、どの様式が要るかを事前に確認する
  3. 申請書類の準備・提出:申請書、捕獲実施計画書、捕獲実施区域図などを窓口・郵送・メールで提出
  4. 許可証の交付・捕獲実施:許可番号などを書いた札(標識)をわなに付けて設置し、期間内に捕獲を行う

申請したその日に許可証が出るわけではありません。

福岡市は交付希望日の8日前までの申請、北九州市は発行まで2週間程度が目安になっています。

被害が進んでいる状況で2週間待つのは、現実的でない場合もあります。

有害鳥獣捕獲許可の申請先と必要書類

有害鳥獣捕獲許可の申請先と必要書類

書類の提出先も、捕獲を行う場所の市町村です。

ただし担当課の名前は自治体ごとに違い、農林部門にある市もあれば環境部門にある市もあります。

申請先は市町村の担当課|相談先と異なる場合に注意

福岡市・北九州市・佐賀市の窓口は次のとおりです。

自治体 担当課 電話
福岡市 農林水産局 総務農林部 森づくり推進課 092-711-4846
北九州市 産業経済局 農林水産部 鳥獣被害対策課 093-582-2269
佐賀市 農林水産部 農業振興課(捕獲)/環境政策課 生活環境係(相談全般) 0952-40-7115/0952-40-7200

出典:福岡市「有害鳥獣の捕獲」、北九州市「有害鳥獣捕獲の許可申請方法」、佐賀市「野生動物への対処について」(いずれも掲載時点)

相談先と申請先が一致しない自治体もあります。

佐賀市では、野生動物全般の相談は環境政策課、イタチやタヌキを個人で捕獲するときの申請は農業振興課という分担です。

電話の前にまとめておく3点

  • 害獣の種類(足音・フン・目撃情報から)
  • 被害が出ている場所(屋根裏・床下・庭など)
  • いつから始まったか

なお、職員が家に来て駆除するわけではなく、屋根裏の追い出しや封鎖は民間業者に頼む形になります。

共通して必要な書類と、自治体ごとに変わる書類

福岡市・北九州市に共通して必須なのは、申請書と捕獲実施計画書の2点です。

それ以外は自治体や被害内容によって変わります。

共通で必要 状況により追加
鳥獣捕獲等許可申請書 有害鳥獣捕獲依頼書(業者に依頼する場合)
捕獲実施計画書 狩猟免状・狩猟者登録証の写し
捕獲実施区域図(福岡市は必須) 被害状況の写真、捕獲道具図面、申請者名簿

北九州市は申請内容によって追加書類が発生するため、申請前の相談を求めています。

福岡市は野生動物用とイノシシ用でフローを分けており、被害内容で提出物が変わる仕組みです。

業者に捕獲を任せる場合、捕獲依頼書を書くのは被害者本人になります。

許可を受けた後に必要な管理と返納の手続き

許可が下りたあとも、わなを設置している間はやるべきことが続きます。

特に負担が大きいのが毎日の見回りで、仕事や外出があっても欠かせません。

見回りを怠ると、狙った害獣以外がかかる「錯誤捕獲」を見逃します。

福岡市も、見回りと捕獲期間後のわなの撤去を確実に行うよう求めています。

この手間を避けて最初から業者に依頼する人も多く、廣光の調査では依頼者の46.9%が自力対策を試していませんでした(同アンケート・n=49・廣光調べ)。 

  • 1日1回以上わなを見回る
  • わなに札(標識)を付ける。住所・氏名・電話番号・許可年月日・許可番号・捕獲目的・有効期間を記載する
  • 捕獲するときは許可証を携帯する(紛失した場合は再交付の手続きが必要)
  • 捕獲期間が終わったらわなを確実に撤去する

期間が終わったあとは、許可証を市に返却。

福岡市の場合、有効期間の満了後30日以内に返却となっています。

その際に捕獲した動物の種類と頭数を報告欄へ記入します。

害獣駆除に狩猟免許は必要?資格なしで許可を取れるケース

害獣駆除に狩猟免許は必要?資格なしで許可を取れるケース

狩猟免許がなくても有害鳥獣捕獲許可を受けられる場合があります。

狩猟免許は、狩猟期間中に法定猟法で狩猟鳥獣を捕獲するための資格です。

被害防止を目的とした有害鳥獣捕獲は、これとは別の制度です。

ただし免許が不要イコール許可も不要、というわけではありません。

狩猟免許がなくても「捕獲許可」は必要

申請できる人と、狩猟免許の要否は次のとおりです。

  • 申請できるのは、被害を受けている個人・法人(福岡市・北九州市)
  • 被害を受けている人から依頼された人も申請できる(北九州市)
  • 狩猟免許の保有は一律の条件になっていない
  • わなの種類や捕獲方法によっては、狩猟免状の写しが必要になる場合がある

いずれにしても、免許の有無にかかわらず無許可での捕獲は認められていません

アライグマは防除従事者登録という別ルートがある

アライグマだけは、捕獲許可を取らずに捕まえられる場合があります。

特定外来生物に指定されていて、自治体が駆除計画を作っているためです。

計画がある地域なら、市の講習を受けて防除従事者に登録すれば捕獲できます。

ただし、捕まえたアライグマを生きたまま運んだり山に逃がしたりする行為は、特定外来生物法違反にあたります。

防除従事者登録とは

アライグマなどの特定外来生物を捕獲するために、自治体が実施する講習を受けて登録する制度です。

登録すると従事者証が交付され、鳥獣保護管理法の捕獲許可を受けずに捕獲できます。

アライグマの自力対策と業者選びはアライグマ駆除の完全ガイド|自力対策から業者選びまで専門家が解説にまとめています。

無許可で害獣を駆除するとどうなる?法律ごとの罰則

害獣駆除の法律ごとの罰則

無許可の捕獲は、鳥獣保護管理法違反として罰則の対象になります。

アライグマの場合は特定外来生物法の罰則も加わり、内容が重くなります。

法律 対象 主な違反例 罰則
鳥獣保護管理法 ハクビシン・イタチ・タヌキ・テン・コウモリ・野鳥など 無許可での捕獲・殺傷、無許可のわな設置 1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
特定外来生物法 アライグマ 捕獲した個体を野外に放す(放出) 個人は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金(法人は1億円以下の罰金)
特定外来生物法 アライグマ 許可のない飼養・保管・運搬(販売や頒布が目的でない場合) 個人は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金

出典:環境省 野生生物課環境省 自然環境局

特に多いのが、捕まえた個体をそのまま野外に放してしまうケースです。

悪気がなくても、許可なく捕まえたことと、外に放したことの2つが同時に問題になるおそれがあります。

コウモリも鳥獣保護管理法の対象で、許可のない捕獲・殺傷は認められていません。

種類を見誤って処理すると、法律上の扱いが変わってしまいます。

\捕まえる前に、許可が要るか確認/

追い出し・封鎖なら許可不要。廣光に相談する

自分で捕獲・駆除依頼・対策工事|3つの選択肢を比較

駆除方法の3つの選択肢

家に住み着いた害獣への対応は、自分で捕獲する、駆除を依頼する、対策工事を依頼するの3つです。

費用だけを見ると自分で捕獲するのが安く見えますが、許可申請から毎日の見回り、捕獲後の処理まですべて自分でやることになります。

費用と手間、再発のしにくさをまとめると次のとおりです。

項目 自分で捕獲 駆除依頼 対策工事
費用の目安 数千円〜2万円(わな・資材) 3万円〜10万円/回 23万円〜(2階建て目安)
許可申請 自分で行う(余裕をみた申請が必要) 捕獲する場合は依頼書が必要 追い出し・封鎖中心なら不要
侵入口の封鎖 1〜3箇所程度にとどまることが多い 対応しない場合や別料金のことが多い 調査で確認した箇所をまとめて封鎖
再発しやすさ 高い やや高い 低い
保証 なし 短期または無し 最長10年(廣光の場合)
長期コスト 再発のたびに発生 繰り返すと積み上がる 一度で収まりやすい

※金額は目安です(対策工事は2階建ての場合)。建物規模・被害状況によって異なります。廣光害獣対策専門店の料金は33,000円〜。正確な費用は無料現地調査でご確認ください。

3つを分けるポイントは、侵入口をどこまで見つけて、塞げるかです。

廣光の現場では、イタチ2〜3cm、ハクビシン3〜4cm、アライグマ5cm、コウモリはわずか5mmほどの隙間から侵入していた例があります。

佐賀県鹿島市で対応したアライグマの事例では、調査の結果、侵入口が40箇所見つかりました。

1〜2箇所を塞ぐだけでは、別の隙間から再び侵入される可能性があります。

そのため業者を選ぶときは、調査の範囲と、何箇所の侵入口を塞ぐのかを確認してください。

また、料金だけでなく費用の内訳も比較してください

廣光の2025年の利用者調査では、85.7%が1社だけ見て業者を決めていました2025年実施 害獣駆除業者利用者調査・n=49・廣光調べ)。

イタチ駆除の費用の目安と内訳|安く抑えるコツでは、費用の目安と内訳、安く抑えるコツを解説しています。

\侵入口は何箇所ある?/

現地調査で確認できます。廣光のサービスを見る

許可申請の相談から駆除・対策工事まで対応|廣光害獣対策専門店

害獣駆除なら廣光

株式会社廣光害獣対策専門店は、福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県で害獣駆除と対策工事を行っています。

捕獲許可が必要な状況かどうかの判断を含めて、現地調査の段階から相談を受け付けています。

項目 内容
対応エリア 福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口
受付時間 電話 9:00〜18:00(092-707-9939)/メール・LINEは24時間受付
対応害獣 イタチ・ハクビシン・アライグマ・タヌキ・テン・コウモリ・ネズミ・害鳥
料金 33,000円〜(税込)
保有資格 わな猟狩猟免状(大わな 第03228号)
到着目安 最短30分(福岡・佐賀エリア)

廣光が力を入れているのは次の点です。

  • 完全自社施工:下請けに分けず、調査から工事まで自社の職人が対応します
  • 最長10年保証:対策工事には再発防止保証を付けています
  • 調査で確認した侵入口まで封鎖:屋根裏・外壁・基礎まわりまで確認し、見つかった箇所を塞ぎます

捕獲を伴う対応が必要な場合は、申請の流れについてもご案内できます。

\調査から工事まで、すべて自社の職人が対応/

廣光の無料現地調査に申し込む

駆除許可の申請方法に関するよくある質問

よくある質問

申請の実務でつまずきやすい4つの疑問をまとめました。

個人でも害獣駆除の許可は申請できますか?

申請できます。

福岡市・北九州市とも、鳥獣による被害を受けている個人・法人が対象になっています。

北九州市は被害状況がわかる写真を求める場合もあるため、フンやかじり跡を撮影しておくと手続きがスムーズです。

申請から許可までどのくらいかかりますか?

1〜2週間程度が目安です。

  • 福岡市:交付を希望する日の8日前までに申請
  • 北九州市:許可証の発行まで2週間程度
  • 遅れる要因:書類の不備、年度初めの申請集中

許可申請に手数料はかかりますか?

申請自体に手数料を設けていない自治体が多く、福岡市・北九州市の案内にも記載はありません。

  • 狩猟免許の試験・狩猟者登録には別途費用がかかる
  • わなや資材は自分で用意する(数千円〜2万円程度が目安)

害獣駆除業者になるにはどんな資格が必要ですか?

害獣駆除業そのものに必須の国家資格はありません。

ただし捕獲を伴う業務では、わな猟免許などの狩猟免許を持つ人材が実務上必要になります。

依頼する側が見るべき点

  • 狩猟免状の番号を公開しているか
  • 施工実績を確認できるか

まとめ|駆除許可の申請方法と迷ったときの相談先

害獣駆除の許可申請まとめ

害獣駆除で許可が要るのは、害獣を捕まえる場合や殺処分する場合です。

この記事の要点

  • 許可が不要:屋根裏からの追い出し、侵入口の封鎖、フンの清掃・消毒
  • 許可が必要:わなの設置、捕獲、運搬、殺処分
  • 申請先:捕獲を行う場所の市町村の鳥獣担当課
  • 期間:福岡市は交付希望日の8日前まで、北九州市は2週間程度
  • 無許可捕獲:鳥獣保護管理法違反として罰則の対象

住宅の害獣被害の多くは、許可の要らない範囲で解決できます。

自分で捕獲するか業者に任せるかを決める前に、まずは許可が必要な作業かどうかを切り分けてください。

廣光では福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県で、現地調査から対策工事まで対応しています。

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