コウモリの天敵はフクロウ|苦手なもの・効果的な追い出し方法を解説
コウモリの天敵は、空からはフクロウ・タカ・カラス、地上からはヘビやネコです。
ただし、これらの天敵を住宅対策に使うことは現実的ではありません。
家に住み着いたコウモリを追い出すには、天敵ではなく苦手なもの(ハッカ・LEDライト・超音波)を活用して、侵入口を完全に封鎖することが根本解決への近道。
封鎖・消毒まで確実に行うには、専門業者への依頼が一番です。
- 本記事の法的注意事項について
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日本に生息するコウモリは、鳥獣保護管理法により捕獲・殺傷が原則禁止されています。自分でできるのは「追い出し」と「侵入口を塞ぐこと」のみです。
詳細:環境省自然環境局野生生物課地域別規制
お住まいの自治体により独自の条例がある場合があります。作業前に必ずご確認ください。消費者保護について
駆除サービスの利用にあたっては、消費者契約法等の関連法規に基づき、適切な契約手続きを行ってください。
詳細:消費者庁※本記事は2026年7月時点の情報に基づいています。サービス内容・料金・法規制等は変更される場合があるため、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
※駆除の効果には個体差・環境差があります。記載内容はあくまで一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。
コウモリの天敵はフクロウ|空と陸の2系統

コウモリの天敵は、空から狙う鳥類と地上・木の上から狙うヘビの2種類に分かれます。
ただし、天敵を家の周りに呼び込むことは現実的ではなく、住宅対策としては使えません。
空の天敵(猛禽類)|フクロウ・タカ・カラス
コウモリは夜行性なので、同じく夜に活動するフクロウが最大の天敵です。
暗闇でも飛べる視力と音を立てない飛び方でコウモリを捕まえるのが得意。
日没直後の薄暗い時間帯にはタカやハヤブサが、夕方はカラスの群れがコウモリの脅威となります。
| 天敵 | 活動時間 | 捕食の特徴 |
|---|---|---|
| フクロウ | 夜間 | 暗闇でも見える目と静かな飛行でコウモリを捕まえる |
| タカ・ハヤブサ | 昼〜日没直後 | 薄暗い時間に飛び出したコウモリを空中で捕食 |
| カラス | 昼〜夕方 | 集団で飛んでいるコウモリを追い回す |
陸の天敵|ヘビ
ヘビは洞窟や建物の隙間に入り込み、ぶら下がっているコウモリを食べます。
アオダイショウのように木登りが得意な種は、屋根裏のコウモリにとって脅威です。
ただし都市部の住宅地ではヘビ自体が少なく、対策として期待できません。
コウモリが好む環境と住み着くサイン

コウモリは条件が揃えばどんな家にも入り込みます。
「なぜうちに?」と思う前に、狙われやすい環境とサインを知っておきましょう。
コウモリが好む環境
日本の家に最も多く入り込むのはアブラコウモリ(イエコウモリ)です。
体長は4〜6cmほどで、たった5mmの隙間からでも侵入できます。
次のような場所が特にお気に入りです。
- 暗くて温かい屋根裏・軒下・瓦の隙間
- 外敵が入りにくい高い場所や狭い空間
- 蛾・蚊・ハエなど食べ物になる虫が多い住宅地
- 街灯や自販機の光に集まる虫が多い場所
- 外壁のひび割れや通気口など小さな穴がある建物
コウモリが住み着いているサイン
コウモリは夜に動くので、昼間は気づかないことがほとんどです。
次のようなサインが見られたら、すでに住み着いている可能性があります。
- 屋根裏や軒下に黒い粒状の糞が溜まっている
- 日没後、同じ場所をぐるぐると飛ぶ黒い影が見える
- 天井や壁から「チチチ」「キキキ」という高い声がする
- 外壁の隙間の近くに茶色い油染みがある(体の油による汚れ)
- コウモリ特有の強いアンモニア臭がする
糞は乾くとボロボロと崩れ、粉末状になります。
アレルギーや感染症のリスクがあるため、素手やマスクなしで触れないようにしてください。
【緊急】家にコウモリがいる?発見したらまず確認すべき3つのポイント

室内でコウモリを見つけるとパニックになりがちですが、冷静に行動することが大切です。
間違った対応をすると感染症のリスクが上がったり、法律違反になる場合も。
まず以下の3点を確認してください。
ポイント①:今すぐチェック!危険度チェックリスト
当てはまる項目が多いほど、早めの対処が必要です。
- 屋根裏・天井から鳴き声や物音がする
- 軒下・外壁に糞が溜まっている
- 室内にコウモリが入り込んでいる
- 日没後に複数匹が飛んでいるのを見た
- アンモニア臭・異臭が気になる
- 天井にシミが増えている
3つ以上当てはまる場合は、すでに集団で住み着いている可能性があります。
放置すると糞・悪臭・建材の傷みがどんどん広まる一方です。
ポイント②:絶対にやってはいけない!発見時のNG行動
良かれと思ってやりがちな行動でも、法律違反や健康被害につながるものがあります。
- 素手で触る・捕まえる:かまれると感染症のリスクがある。かまれても気づきにくいので注意
- 殺虫スプレーをかける:コウモリにはほとんど効かず、鳥獣保護管理法に違反する恐れがある
- 毒餌を置く:コウモリには効果なし。ほかの動物が食べてしまう危険もある
- コウモリがいる状態で出口を塞ぐ:中で死んでしまい、腐敗臭や害虫の発生原因になる
- 煙で追い出そうとする:一時的に移動するだけで、別の部屋や近所に逃げるだけ
ポイント③:今すぐできる安全な応急処置
室内にコウモリが入り込んだときの対処手順です。
あくまで一時しのぎなので、その後は業者に相談してください。
- 窓を全開にして、ほかの部屋への扉を閉める
- 部屋の照明を消し、窓の外から光を当てて誘導する
- コウモリが出ていったら窓を閉める
- 触れた可能性があればすぐに手洗い・うがいをする
- 翌日以降、どこから入ったかを業者に確認してもらう
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自力でできる対策方法

コウモリを見つけたばかり、または被害が少ない段階なら、自分でできる対策があります。
ただしこれらはすべて「一時的に嫌がらせる」効果なので、侵入口を塞がない限り根本的な解決にはなりません。
コウモリが苦手なもの・嫌がるもの
コウモリが嫌がるものを使った対策を紹介します。
ホームセンターで買えるものでも対応できますが、効果が続く期間と使う場所には注意が必要です。
苦手な匂い|ハッカ・忌避剤
コウモリはハッカ(ミント系)の強い匂いを嫌います。
ハッカ油をしみ込ませたコットンや市販の忌避スプレーを侵入口付近・屋根裏に置く方法が一般的です。
- ハッカ油スプレー:
- コットンに含ませて侵入口付近に置く。
- 1〜2週間で匂いが飛ぶため定期的な交換が必要
- 市販の忌避剤(ジェル・スプレータイプ):
- ホームセンターで購入可能。
- 軒下・雨戸の隙間などに使う
- 燻煙タイプの忌避剤:
- 屋根裏に使用。
- 一時的に追い出せるが、侵入口を塞がないと戻ってくる
忌避剤には一定の効果がありますが、コウモリが慣れてくると効きにくくなります。
長期的な対策としては不十分です。
苦手な光|LEDライト
コウモリが苦手とするのは、強いLEDライトが当たる明るい場所。
屋根裏や軒下にLEDライトをつけっぱなしにすると、コウモリが「ここには住めない」と判断して寄り付かなくなる効果があります。
- センサーライトより常時点灯タイプの方が効果的
- コウモリが活動する夜間(日没〜日の出)に点灯させることがポイント
- すでに住み着いている場合は効果が限られるため、追い出しと同時に行う
天敵・苦手なものだけではコウモリを駆除できない理由
自然界ではフクロウやヘビがコウモリを捕食するので、結果的にコウモリの数が調整されますが、家への侵入対策には使えません。
忌避剤・光・超音波も同じく、限界があります。
- フクロウやヘビを住宅周辺に定着させることは現実的に不可能
- 忌避剤・光・超音波は一時的に移動させるだけで、侵入口が残れば必ず戻る
- コウモリは賢く、同じ手を使い続けると慣れて効かなくなる
根本的に解決するには「①追い出し→②侵入口を塞ぐ→③糞の片付け・消毒」の3ステップが必要です。
自力ではどこかが中途半端になりやすく、何度でも戻ってきます。
コウモリ駆除を業者に頼むべき理由

コウモリ駆除は法的な手続きから始まり、衛生処理・建物の封鎖まで必要です。
専門業者に頼めば、これらをまとめて解決できます。
資格・許可の対応をしてくれる
コウモリは鳥獣保護管理法で保護されています。
捕まえたり傷つけたりするには都道府県知事の許可が必要です。
専門業者は必要な資格・許可をあらかじめ持ったスタッフが作業するため、法的なトラブルを防げます。
- 鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可を持ったスタッフが作業
- 害獣駆除に必要な専門知識・技術を持つスタッフが対応
- 許可申請の手続きを業者が代わりに対応
- 法律の範囲内で安全に追い出し作業を実施
- 作業記録・報告書の作成にも対応
糞尿の除去・消毒をしてくれる
コウモリの糞は乾くと粉末になり、吸い込むと体に悪い菌(ヒストプラズマ症の原因菌)が含まれている場合があります。
素人が適切な装備なしに片付けると健康被害のリスクがあるため、業者に任せるのが安全です。
- 防護服・マスク着用で安全に糞を除去
- 除菌・消毒で再発を防ぐ
- 断熱材が汚れている場合は交換にも対応
侵入口を封鎖してくれる
コウモリは5mmほどの隙間から入ります。
外壁・瓦・通気口・軒天など、家全体の隙間を調べて完全に塞ぐことが、二度と戻らせないためのポイントです。
- 専門家が建物全体の侵入経路を調査
- コーキング・金属メッシュ・専用テープで封鎖施工
- 施工後の保証期間内に再侵入があれば無償対応(業者により異なる)
足場設置について
屋根や2階以上の軒下など高い場所の封鎖には、安全に作業するための足場設置が必要になることがあります。
足場代が加わると費用は増えますが、高所での不完全な封鎖は再侵入の原因になるため、省略するべきではありません。
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コウモリの天敵・対策に関するよくある質問

コウモリの天敵・駆除・法律についてよく寄せられる質問にお答えします。
コウモリ駆除の費用はどのくらいかかりますか?
コウモリ駆除の全体的な費用相場は、約3万円〜30万円です。
建物の大きさ・侵入箇所の数・糞の量によって変わります。
被害が小さく換気口の追い出しと封鎖のみなら約1万円〜5万円、屋根裏の糞尿清掃や高所作業が伴う場合は足場設置が必要となるため、約10万円〜30万円以上と幅広くなります。
まずは無料の現地調査・見積もりを活用してください。
賃貸住宅でコウモリが出たら誰が対応すべきですか?
基本的には大家・管理会社が対応します。
まず管理会社に連絡して対応を依頼してください。
入居者が勝手に業者を呼んで費用を立て替えると、あとでトラブルになることがあります。
管理会社が動かない場合は、自治体の生活環境課に相談する方法も選択肢のひとつです。
コウモリが1匹だけのときも放置せず対策すべきですか?
1匹でも放置しないことをおすすめします。
コウモリは群れで行動するため、1匹の侵入は仲間が来るサインです。
1匹でも糞・ダニ(コウモリダニ)の被害が出ることも。
早めに対処するほど費用も被害も少なくなります。
まとめ|天敵に頼らず侵入口を塞ぐのが根本解決
コウモリの天敵はフクロウ・タカ・カラス・ヘビなどですが、住宅対策には使えません。
ハッカ・忌避剤・LEDライトで一時的に追い払えても、侵入口が残る限り何度でも戻ってきます。
- コウモリが苦手なものはハッカ・LEDライト・超音波の3つ。ただし一時的な効果にとどまる
- 根本解決は「追い出し→侵入口を塞ぐ→糞の片付け・消毒」の3ステップ
- 鳥獣保護管理法で捕獲・殺傷は禁止。資格と許可を持つ専門業者への依頼が安全
- 高所に侵入口がある場合は足場設置が必要になり、費用が増えることもある
コウモリ被害を根本から解決するには、法的対応・追い出し・封鎖・消毒まで一括で対応できる専門業者が最も確実です。
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