ハクビシンの追い出し方|天井裏の侵入口を塞ぐまでの手順と費用の目安
天井裏のハクビシンは、追い出しただけでは解決しません。
追い出したあとにフン尿を清掃・消毒し、侵入口をすべて塞ぐところまでが一連の作業です。
ここまで届かないと、数日から数週間で戻られます。
費用は自分でやるなら数千円〜2万円。
業者に頼む場合は、追い出しと清掃のみの駆除作業で3万円〜、侵入口の封鎖まで含む対策工事で23万円〜が目安です(詳しくは費用の比較へ)。
追い出しの手順から封鎖のコツ、業者に頼む場合の選び方まで順にまとめました。
- 本記事の法的注意事項について
-
法的注意事項について
- 薬剤の使用について
忌避剤や化学薬品の使用については、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づき適切に行ってください。
詳細: 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/ - 鳥獣保護管理法
ハクビシンは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」の対象です。
追い出しや侵入口の封鎖は許可なく行えますが、わなでの捕獲には自治体の許可が必要になります。
詳細: 環境省自然環境局野生生物課 https://www.env.go.jp/nature/choju/ - 消費者保護について
害獣駆除サービスの利用に際しては、消費者契約法等の関連法規を遵守し、適切な契約手続きを行ってください。
詳細: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/
※この記事は2026年8月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金、法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
※害獣駆除の効果には個体差・環境差があります。記載された成功率や効果は一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。
- 薬剤の使用について
ハクビシンが天井裏にいるサイン|足音・フン・臭いで見分ける

天井裏の物音がハクビシンかどうかの判断材料は、音の重さ、時間帯、フンの形の3つです。
下の2点を順にチェックしてみてください。
夜間の足音・獣臭・天井のシミで見分ける
ドタドタと重い足音が夜に聞こえるなら、ハクビシンの可能性が高くなります。
体重3〜5kgあるため、ネズミのカサカサという軽い音とは明らかに違います。
- 足音:日没後から明け方にかけて、ドタドタと重い音が移動する
- 臭い:ツンとした獣臭や尿の臭いが室内まで下りてくる
- 天井のシミ:尿が染み込み、茶色い輪状のシミが広がる
3つのうち2つ当てはまるなら、すでに住み着いている可能性が高い状態です。
天井点検口を開けて直接確認する方法もありますが、フンやダニが一気に舞い上がります。
点検口は開けずに専門業者へ調査を依頼するほうが安全です。
ハクビシンのフンの特徴とためフンの習性
フンの大きさは長さ5〜10cm、太さ1.5〜2cm程度。
果実を好んで食べるので、種子が混ざっていれば見分けがつきます。
さらにハクビシンは、同じ場所に繰り返しフンをします。
これが「ためフン」と呼ばれる習性です。
そのため一箇所にフンが山のように積み上がり、天井板が尿と一緒に腐って抜け落ちるケースも起きています。
フンの見分け方や清掃時の注意点は、ハクビシンのフンの特徴と対処法で解説しています。
ハクビシンの天井裏への侵入経路6か所|3〜4cmの隙間から入る

ハクビシンは3〜4cmの隙間があれば天井裏に入り込みます。
頭が通れば体も通るため、人の目には「こんな小さな穴から入るはずがない」と思える箇所が侵入口になっています。
天井裏につながる主な侵入口は次の6か所です。
- 軒下・破風板の隙間:破風板とは屋根の端についている板のこと。屋根と外壁がぶつかる部分で、最も多い侵入口
- 屋根の谷部:屋根の面と面がV字に合わさる部分。金属板が浮くと屋根裏へ入られる
- 換気口:屋根裏換気口のカバーが劣化して外れている箇所
- 配管の貫通部:エアコンや水道の配管が壁を貫いている部分のすき間
- 基礎の通気口:家の土台にある床下の換気口。ここから壁の内部を伝って天井裏まで上がる
- 増改築部の継ぎ目:新旧の建物が接する部分に生じたすき間
ハクビシンは電線や樹木を伝って屋根に上がれるので、2階建てでも高さは障壁になりません。
このうち自分で確認できるのは、換気口と基礎の通気口くらいです。
屋根の上と軒の内側は、はしごを使っても真下からは見えません。
見えている1か所を塞いでも、翌日から別の隙間が使われます。
ハクビシンの追い出し方3選|天井裏で自分でできる対処法

できれば数千円の材料費で済ませたいという方が多いはずです。
ただし、ここで紹介する方法はどれも一時的な効果にとどまり、再発に悩まされるケースが多いのも事実です。
①忌避剤(固形・スプレー)で追い出す
ハクビシン用の忌避剤(寄せ付けない効果のある薬剤)をホームセンターで購入し、天井裏の入口付近に置く方法です。
効果が続くのは2週間から1ヶ月程度で、匂いに慣れると戻ってきます。
②ハッカ油・木酢液など嫌がる匂いを使う
ハッカ油や木酢液、唐辛子成分を含むスプレーなど、強い匂いを嫌う性質を利用した方法。
ただし雨や換気で匂いが飛ぶと効果は落ち、子育て中の個体は動かないこともあります。
③くん煙剤(バルサン等)で追い出す
煙で天井裏全体に薬剤を行き渡らせ、一時的に外へ出す方法です。
煙が届かない断熱材の裏に隠れられると効果はなく、侵入口が開いたままなら数日で戻ります。
この3つが有効なのは、住み着いて間もなく、侵入口をすぐ塞げる場合だけです。
すでにフンが積もっているなら、追い出しから始めても手戻りになります。
ハクビシンを追い出した後にやるべき3ステップ|清掃と封鎖

追い出しに成功しても、そこで作業を終えると数日から数週間で戻られます。
次の3つまで終えて、ようやく対策が完了します。
- ① 清掃・消毒:屋根裏に残ったフン尿と汚染された断熱材を撤去し、消毒する。ノミ・ダニの駆除も同時に行う
- ② 侵入口の封鎖:パンチングメタル(小さな穴の開いた金属板)やステンレスメッシュ(サビにくい金網)で物理的に塞ぐ
- ③ 再侵入の確認:封鎖後しばらく足音や新しいフンが出ないかを点検する
封鎖は、天井裏にいないことを確認してからです。
中に残ったまま塞ぐと、死骸の腐敗で悪臭と害虫が発生します。
素材も重要で、ガムテープや発泡ウレタンは前足で破られることがあります。
ハクビシンの追い出しを自分で行うと失敗しやすい理由

自力での追い出しは、途中まではうまくいったように見えて、あとから問題が表面化しやすい作業です。
実際に次のようなケースが報告されています。
天井裏の侵入口を見落としてしまう
最も多い失敗が、見つけた侵入口だけを塞いで安心してしまうパターンです。
屋根の上や軒の内側は地上から見えず、脚立で届く範囲だけを確認して終わってしまいます。
見えていた1か所を塞いで一度は静かになったものの、3週間ほどで足音が再開したというケースも珍しくありません。
ハクビシンには元の巣に戻る習性(帰巣本能)があるため、すき間が残っていれば戻ってきます。
忌避剤代と金網代を払ったうえで、結局は業者にも依頼することになります。
最初から依頼していれば、総額はもっと安く済んでいました。
フン尿の清掃で健康被害が起きるリスク
天井裏のフン尿には病原体やダニ、ノミが潜んでいます。
防護服とマスクなしで清掃に入ると、乾いたフンの粉じんをそのまま吸い込みます。
報告されている健康リスクは次のとおり。
- サルモネラ属菌などによる食中毒症状
- フンに発生したカビの胞子を吸い込むことによる呼吸器の不調
- ノミ・ダニが室内へ落ちてきたことによる強いかゆみや皮膚炎
アレルギー症状が出て通院や仕事を休むことになれば、医療費と休業分の損失も重なります。
許可のない捕獲は鳥獣保護管理法違反になる
ハクビシンは鳥獣保護管理法で守られている野生鳥獣です。
追い出しや侵入口の封鎖は許可なく行えますが、わなでの捕獲は自治体の許可が必要になります。
無許可の捕獲は法令違反
許可を受けずに捕獲すると、鳥獣保護管理法により1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。
捕獲後にどこへ放すかも許可の条件で決まるため、自己判断で別の場所へ運ぶことはできません。
詳細は環境省自然環境局野生生物課(https://www.env.go.jp/nature/choju/)で確認できます。
天井裏に残った尿で建物の傷みが進む
追い出しても、しみ込んだ尿はそのまま残ります。
屋根裏の断熱材が尿を吸って断熱性能が落ち、天井板は変色して腐食が進みます。
臭いは下の階まで下りてきて、天井のシミも消えません。
清掃と消毒を省いた結果、駆除費用より高いリフォーム費用を払うことになった例です。
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ハクビシン駆除の3つの選択肢|駆除作業と対策工事の費用目安

天井裏のハクビシン対策は、自力駆除、駆除作業のみ、対策工事の3つから選ぶことになります。
駆除だけで終わらせるか、侵入口まで塞ぐかで、1年後の状態が変わります。
選択肢①:自力駆除(DIY)
市販の忌避剤やくん煙剤を使い、自分で追い出す方法です。
費用は抑えられますが、塞ぎ漏れが1か所でもあれば振り出しに戻ります。
選択肢②:駆除作業のみ(応急処置型)
業者が追い出しと清掃を行い、侵入口の封鎖は行わないか一部にとどまる方法。
追い出しまでは業者がやってくれますが、侵入口が残るかどうかは見積もり内容次第です。
選択肢③:対策工事(根本解決型)
調査で確認した侵入口をすべて封鎖し、清掃・消毒と傷んだ部材の修繕まで行う方法です。
廣光は完全自社施工のため、下請けに出す場合の中間マージンが工事費に乗りません。
無料の現地調査で侵入口を確認したうえで見積もりを出します。
3つの選択肢を比較
費用だけでなく、封鎖の有無と保証を並べて比べると違いがはっきりします。
表の金額は業界一般の費用帯で、廣光の料金はハクビシンの場合33,000円(税込)〜。
| 比較項目 | 自力駆除 | 駆除作業のみ | 対策工事 |
| 費用目安 | 数千円〜2万円 | 1回3万円〜10万円 | 23万円〜 |
| 侵入口の封鎖 | 見つけた箇所のみ | 別料金または対象外 | 調査で確認した箇所すべて |
| 再発しやすさ | 高い | やや高い | 低い |
| 清掃・消毒 | 自分で行う | 内容により別料金 | 工事に含む |
| 保証 | なし | 短期または無し | 最長10年(廣光の場合) |
| 長期コスト | 再発のたびに材料費 | 再発のたびに作業費 | 一度で完了 |
もっと差が出るのは、封鎖の範囲と保証です。
侵入口をすべて塞ぐかどうかで、駆除作業と対策工事は別物になります。
長期コストで見た場合の違い

3年間の支出で並べると、初期費用の差が縮まっていきます。
こちらも業界一般の費用帯をもとにした試算で、廣光の実際の請求額ではありません。
| 時期 | 駆除作業を繰り返した場合 | 対策工事を選んだ場合 |
| 1年目 | 8万円(初回の駆除作業) | 23万円〜(対策工事・一括) |
| 2年目 | 8万円(再発時の駆除作業) | 0円 |
| 3年目 | 8万円(再発時の駆除作業) | 0円 |
| 修繕費 | 別途必要(天井・断熱材の腐食) | 工事に含む |
| 3年間の合計 | 24万円(※業界一般の費用帯)+修繕費 | 23万円〜 |
※金額は害獣駆除業界一般の費用帯です。廣光の料金は無料現地調査でご確認ください。
初期費用の安さだけで選び続けると、3年分の駆除費だけで対策工事とほぼ同じ額になります。
そこへ天井や断熱材の修繕費が上乗せされます。
費用の内訳や地域ごとの目安は、ハクビシンの駆除方法と費用相場で詳しく解説しています。
信頼できる業者選びの3ポイント
見積もりを取る前に、次の3点を確認しておくと業者選びで迷いにくくなります。
- 完全自社施工かどうか。下請けに出す業者は中間マージンが工事費に乗ります
- 保証が「10年」か「最長10年」か。表記の違いで内容が変わります
- 現地調査と見積もりが無料か。侵入口を写真で説明してくれるかも確認を
3つとも見積書と公式サイトで確認できます。
対策工事は初期費用こそかかりますが、封鎖まで終えれば再発対応の出費が止まります。
\最長10年保証の安心対応/
天井裏のハクビシン対策なら株式会社廣光害獣対策専門店

廣光は福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県で、害獣駆除と対策工事を行う専門店です。
追い出しから侵入口の封鎖、傷んだ天井や断熱材の修繕までを自社で対応します。
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社廣光害獣対策専門店 |
| 対応エリア | 福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県 |
| 受付時間 | 9:00〜18:00(電話)/24時間(メール・LINE) |
| 電話番号 | 092-707-9939 |
| 対応害獣 | ハクビシン・イタチ・アライグマ・タヌキ・ネズミ・コウモリなど |
| 料金 | ハクビシン33,000円(税込)〜(作業内容・被害状況により変動) |
| 保有資格 | わな猟狩猟免状(大わな 第03228号) |
廣光の特徴は次の3つです。
- 完全自社施工:調査から工事、アフターまで同じ会社が担当
- 最長10年の再発防止保証:工事後に再発した場合の対応を明文化
- 調査で確認した侵入口まで封鎖:屋根上や軒の内側も含めて確認する
現地調査と見積もりは無料で、その場で断っても費用はかかりません。
\福岡・佐賀ほか6県対応/
ハクビシンの追い出しに関するよくある質問

天井裏のハクビシンについて、相談の多い5つの質問に答えます。
- ハクビシンはバルサンで追い出せますか?
-
一時的に出ていくことはあっても、それだけで解決はしません。
煙の届かない断熱材の裏に隠れる個体もいますし、侵入口が開いていれば煙が消えた後に戻ります。
- ハクビシンの追い出しにかかる期間はどれくらいですか?
-
目安は2〜5日です。
工程ごとの内訳は次のとおり。
- 現地調査:1〜2時間
- 追い出し作業:1〜3日
- 侵入口の封鎖:半日〜1日
- 清掃・消毒:半日〜1日
ただし子育て中は、子どもが動けるようになるまで母親が出ていかないため、期間が延びる場合もあります。
- ハクビシンを自分で捕獲してもいいですか?
-
許可のない捕獲はできません。
鳥獣保護管理法の対象なので、わなを使う場合は自治体への申請が必要になります。
追い出しと侵入口の封鎖であれば、許可なく行えます。
- ハクビシンが天井裏にいるかどうかはどうやって確認しますか?
-
夜間の重い足音、獣臭、天井の茶色いシミという3点で判断できます。
点検口を開けての確認はフンやダニが舞い上がるため、業者の調査に任せるほうが安全です。
- 自治体への相談や補助金の利用はできますか?
-
捕獲許可の窓口は市区町村になります。
ただし駆除そのものを行政が代行してくれるとは限りません。
補助金や捕獲器の貸出制度は自治体ごとに条件が異なるので、お住まいの市区町村の公式サイトで確認してください。
まとめ|ハクビシンの追い出しは侵入口の封鎖までがセット

追い出しただけでは、また戻ってきます。
フン尿の清掃と侵入口の封鎖まで終えて、ようやく解決です。
やっかいなのは、侵入口の多くが屋根の上や軒の内側にあること。
地上からでは見えないため、自分で塞いだつもりでも見落としが残ります。
天井裏の音が気になったら、廣光の無料調査で侵入口の数を確かめてみてください。
福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県に対応し、見積もりまで費用はかかりません。
\最長10年保証の安心対応/










