ハクビシンの足跡の特徴|猫やアライグマとの見分け方と発見後の対処法
ハクビシンの足跡かどうかは「指の数・前後のサイズ差・歩き方」の3点で判断できます。
最も確実な判断基準は後ろ足の長さです。
ハクビシンはかかとまで接地する蹠行性(しょこうせい)のため、後ろ足の全長は約10cmと、前足(約4〜5cm)の約2倍になります。
この前後差は猫・タヌキには見られない特徴で、これだけで他の動物と区別できます。
加えて、5本指で爪痕がうっすら残る・直線状に一列で連続する点も確認できれば、ほぼハクビシンと断定できます。
この記事では、足跡のサイズ・形・歩行パターンから他の動物との確実な見分け方、発見後に取るべき対処法まで解説します。
・ハクビシンの足跡の特徴|大きさ・指の数・形を解説
・他の動物との足跡の見分け方
・足跡を発見したら確認すべき3つのこと
・廣光害獣対策専門店のご紹介
- 「本記事の法的注意事項について」
・薬剤の使用について
殺鼠剤や化学薬品の使用については、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づき適切に行ってください。
詳細: 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/・動物愛護について
害獣駆除であっても「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条により、みだりに動物を殺傷することは禁じられています。
詳細: 環境省動物愛護管理室 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/・ 鳥獣保護管理法
イタチ、ハクビシン等の駆除には「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づく許可が必要です。
詳細: 環境省自然環境局野生生物課 https://www.env.go.jp/nature/choju/・ 地域別規制
お住まいの自治体により独自の条例がある場合があります。作業前に必ず確認してください。
福岡県: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/
佐賀県: https://www.pref.saga.lg.jp/・ 消費者保護について
害獣駆除サービスの利用に際しては、消費者契約法等の関連法規を遵守し、適切な契約手続きを行ってください。
詳細: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/
※この記事は2026年7月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金、法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
※害獣駆除の効果には個体差・環境差があります。記載された成功率や効果は一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。
ハクビシンの足跡の特徴|大きさ・指の数・形を解説

ハクビシンの足跡は前後ともに5本指で肉球(掌球・指球)がはっきり残り、前足と後ろ足でサイズが大きく異なるのが最大の特徴で、これが猫やタヌキとの決定的な違いになります。
前足と後ろ足のサイズ・形の違い
・前足:幅3〜4cm、長さ約4〜5cm(指先〜掌球)
・後ろ足:幅3〜4cm、長さ約10cm(かかとまで接地する蹠行性(しょこうせい)のため前足の約2倍)
・指の数:前後とも5本指
・爪痕:細くうっすら残る(猫のように爪を引き込まない)
・歩行:左右同側の前後足を同時に動かす歩き方(側対歩)のため、足跡が直線状に一列に並ぶ
ハクビシンは蹠行性(しょこうせい)、つまりかかとまで地面につけて歩く動物で、後ろ足の足跡は全長が約10cmと前足の倍近くになります。
この前後差が他の動物との最大の見分けポイントであり、肉球は比較的丸みがあって雪や泥の上では、はっきり残ります。
ハクビシンの足跡が残りやすい場所
・雪・泥の地面:跡が鮮明に残りやすく、判別がしやすい
・ベランダ・手すり:電線や雨樋を伝って移動するため頻繁に通過する
・屋根・屋根瓦周辺:屋根裏への侵入口付近に残りやすい
・雨樋(あまどい)の縁:伝い歩きの跡が汚れとともに残る
・果樹・畑の土:果実を狙って繰り返し訪れるため足跡が集まりやすい
・ため糞スポット周辺:同じ場所に繰り返し排泄する「ため糞」の習性があり、その付近に足跡がまとまりやすい
他の動物との足跡の見分け方

ハクビシンの足跡を他の動物と見分けるには、指の数・前後のサイズ差・歩行パターンの3点を確認するのが確実です。
①5本指かつ爪痕がうっすら残る(猫は足跡が4本指で爪痕なし)
②直線状に一列で連続する(側対歩):左右の足跡がほぼ一直線に並ぶ
③後ろ足が縦長(約10cm):蹠行性でかかとまで接地するため、前足(約4〜5cm)の約2倍の長さになる
| 動物 | 指の数 (足跡) |
大きさ目安 (前足) |
爪痕 | 形の特徴 |
| ハクビシン | 5本 | 幅3〜4cm 長さ約4〜5cm (後ろ足は約10cm) |
うっすら残る | 前後でサイズが大きく異なる 直線歩行(側対歩) |
| アライグマ | 5本 | 幅5〜7cm 長さ約5〜6cm (後ろ足はより長い) |
はっきり残る | 指が細長く人の手に似た形 肉球と指がつながっている |
| タヌキ | 4本 ※前足は5本指だが 親指は接地しない |
幅3〜4cm 長さ3〜4cm |
あり | 前後でサイズがほぼ同じ 肉球が三角形に近い |
| イタチ | 5本 | 幅2〜3cm 長さ2〜3cm |
細い爪痕あり | 小型 2個ずつペアで残る |
| テン | 5本 | 幅3〜4cm 長さ3〜4cm |
あり | イタチと似るが一回り大きい 2個ずつペアで残る |
| 猫 | 4本 | 幅2〜3cm 長さ2〜3cm |
なし (爪を引き込む) |
丸くコンパクト 前後でサイズがほぼ同じ |
動物別・見分けポイントまとめ
・猫との違い:ハクビシンは5本指で爪痕あり。猫は4本指で爪痕なし
・タヌキとの違い:ハクビシンは5本指・後ろ足が縦長。タヌキは足跡が4本・前後サイズがほぼ同じ
・アライグマとの違い:アライグマは指が細長く肉球と指がつながった人の手型。ハクビシンは肉球と指が離れている
・イタチ・テンとの違い:イタチ・テンは2個ずつペアの足跡。ハクビシンは側対歩で一列に連続
足跡を発見したら確認すべき3つのこと

足跡を見つけたら、以下の3点をあわせて確認してください。
複数が当てはまるほど、ハクビシンが屋根裏に住み着いている可能性が高まります。
① ため糞の有無
同じ場所に複数の糞が重なっていないか確認します。
ハクビシンには同じ場所に繰り返し排泄する「ため糞」の習性があり、糞が山積みになっていればハクビシンの可能性が高まります。
糞は長さ5〜15cm程度・細長い棒状で、果物の種が混ざっていることが多いのも特徴です。
② 足跡の方向
足跡が屋根・雨樋・換気口・通気口に向かっているか確認します。
ハクビシンは電線や雨樋を伝って屋根まで登るのが得意で、侵入経路の特定につながります。
足跡の近くの壁や柱に爪跡がある場合も侵入の可能性が高いです。
③ 夜間の天井裏の音
走る音・鳴き声・引っかく音がないか確認します。
ハクビシンは夜行性で、活動時間帯は夜間に偏っています。(出典:農林水産省)
深夜帯に一時休憩を挟むことが多いとされているため、この時間帯に物音がやんでも不在とは限りません。
「ドタドタ」「ズズ」といった音や「キーキー」という甲高い鳴き声が聞こえた場合は、天井裏への定住が疑われます。
2つ以上当てはまった場合は要注意
ため糞・足跡の方向・夜間の音のうち2点以上が確認できた場合、ハクビシンが既に侵入・定住している可能性があります。
被害の拡大(断熱材の汚染・配線の損傷・悪臭)を防ぐため、早期に専門業者へ相談することをおすすめします。
ハクビシンの自力駆除が難しい3つの理由

ハクビシンを自力で根本解決するのが難しい最大の理由は、侵入口の特定・帰巣本能・法律リスクの3つが同時に立ちはだかるからです。
1つでも対処を誤ると再発につながります。
理由①:侵入口を全て見つけられない
ハクビシンは骨格が非常に柔軟で、わずか3~4cmの隙間からでも侵入できます。
屋根の隙間・換気口・破損した軒裏など、人が気づかない場所に侵入口が存在するため、プロの調査では、人が気づかない場所も含めて侵入口を徹底的に発見・封鎖します。
一方、素人では目に見える箇所しか塞げないため、別の侵入口から再侵入されるケースがほとんどです。
理由②:追い出しても帰巣本能で戻ってくる
ハクビシンは強い帰巣本能を持ちます。
忌避剤や燻煙剤で一時的に追い出せても、侵入口が残っていれば数日以内に戻ってくるのが一般的です。
また、学習能力が高く、一度慣れた忌避剤の効果は急速に薄れるため、自力での「追い出し→再侵入」の繰り返しは被害期間を長引かせるだけで、根本解決につながりません。
理由③:無許可捕獲は鳥獣保護管理法違反になる
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、捕獲するには都道府県知事の許可が必要です。市販のわなを使った無許可捕獲も違法対象となります。
鳥獣保護管理法の罰則(無許可捕獲の場合)
・1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金(同法第83条)
・市販のわなを使った無許可捕獲も同様に違法対象となる
・捕獲許可の申請先:市区町村または都道府県の担当窓口
詳細:環境省自然環境局野生生物課
侵入口の見落とし・帰巣本能・法律リスクの3つが重なるため、自力での根本解決は非常に困難です。
早い段階で専門業者に相談することが、被害を最小限に抑える最善策といえます。
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よくある質問

ハクビシンの足跡に関して多く寄せられる質問に回答します。
ハクビシンの足跡の大きさは何センチ?
前足は幅3〜4cm・長さ約4〜5cm程度です。
後ろ足は幅3〜4cmとほぼ同じですが、かかとまで接地する蹠行性のため長さは約10cmと前足の約2倍になります。
この前後差がハクビシンを見分ける最大の手がかりです。
猫の足跡との違いは?
| 比較項目 | ハクビシン | 猫 |
| 指の数 (足跡) |
5本 | 4本 |
| 爪痕 | うっすら残る | なし (爪を引き込む) |
| 前後のサイズ差 | 後ろ足が前足の約2倍 (約10cm) |
前後でほぼ同サイズ |
| 歩行パターン | 直線状に一列 (側対歩) |
左右交互 |
一目で判断するなら「爪痕があればハクビシン、なければ猫」と覚えておくと便利です。
足跡があったら業者に頼むべき?
足跡に加えて「ため糞」や「夜間の天井裏の物音」が確認できた場合は、既に定住している可能性があります。
自力駆除は侵入口の見落とし・帰巣本能・鳥獣保護管理法上の制約から再発リスクが高く、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
雪の上の足跡でハクビシンか確認する方法は?
雪や泥の上では足跡の輪郭がくっきり残るため、以下の順で確認するのが確実です。
①後ろ足のサイズを確認する:後ろ足が約10cmと縦に長ければハクビシンの可能性が高い。タヌキや猫は前後でほぼ同サイズのため、この前後差が最初の判断基準になります
②足跡の並び方を確認する:直線状に一列で続いていればハクビシン。イタチ・テンは2個ずつペアで残るため区別できます
③幅を確認する:幅3〜4cm程度であればハクビシンのサイズ感と一致。アライグマは幅5〜7cmとひと回り大きいため除外できます
判断が難しい場合は写真を撮って専門業者へ確認を依頼するのが確実です。
まとめ
ハクビシンの足跡を他の動物と見分けるポイントは以下の4点です。
・5本指(猫・タヌキは足跡が4本指)
・爪痕がうっすら残る(猫は爪痕なし)
・側対歩で直線状に一列(タヌキはジグザグ、イタチ・テンは2個ずつペアで残る)
・後ろ足が約10cmと前足の約2倍(前後差がハクビシン最大の特徴)
足跡を発見したら、①ため糞の有無 ②足跡の方向 ③夜間の物音の3点を確認してください。
2つ以上当てはまる場合は定住の可能性があります。
自力駆除は「侵入口の見落とし・帰巣本能・鳥獣保護管理法上のリスク」という3つの壁があり、結果的に時間とコストがかかるケースが多くあります。
足跡を発見した早い段階で専門業者に相談することが、被害を最小限に抑える近道です。
廣光害獣対策専門店では無料現地調査を実施しておりますので、ご相談ください。
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