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コラム

2026.11.02
アライグマ ネコ ハクビシン タヌキ

アライグマのフンの特徴と正しい見分け方|感染症リスクと再発する理由

屋根裏やベランダで見つけたフンが長さ5〜10cm以上の太い円柱形で、同じ場所に山のように溜まっているなら、アライグマの可能性が高いと考えられます(農林水産省の資料では長さ5〜18cm程度)。

同じ場所に繰り返しフンをする「ため糞」は、アライグマのほかタヌキやハクビシンにも見られる習性です。

ただし、確認できても素手で触るのは避けるのが安全です。

掃除機での吸引もおすすめできません。

アライグマ回虫・サルモネラ菌・レプトスピラ属菌などの病原体が含まれていることがあり、処理を誤ると感染のおそれがあるためです。

この記事では、フンの見分け方から安全な処理手順、そして清掃だけでは再発を防げない理由までを解説します。

「本記事の法的注意事項について」

・特定外来生物の取り扱い
アライグマは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」の対象です。無許可での飼養・運搬・野外への放出などは違反となります。捕獲には、狩猟(狩猟免許と狩猟者登録が必要)、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可、外来生物法に基づく防除(自治体の防除従事者登録など)のいずれかが必要です。
詳細:環境省自然環境局

・薬剤の使用について
忌避剤や薬剤の使用は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」に基づき適切に行う必要があります。
詳細:厚生労働省

・動物愛護法について
「動物の愛護及び管理に関する法律」は原則として人の管理下にある動物が対象です。捕獲後など管理下に置いた個体をみだりに殺傷する行為は同法の対象となります。
詳細:環境省 動物愛護管理室

・消費者保護について
害獣駆除サービスの利用に際しては、消費者契約法等の関連法規を遵守し、適切な契約手続きを行ってください。
詳細:消費者庁

※この記事は2026年10月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金、法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
※害獣駆除の効果には個体差・環境差があります。記載された成功率や効果は一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。

アライグマのフンの特徴と見分け方

アライグマのフンの特徴と見分け方

アライグマのフンは「大きさ・形・ため糞の習性」を押さえれば、他の動物と区別できます。

フンや臭いは被害に気づくきっかけにもなり、全国の害獣駆除業者の利用者に聞いたアンケート(害獣全般・複数回答)では、糞尿の臭いが24.5%、糞の発見が18.4%という傾向が見られました(廣光調べ・n=49・2025年実施)。

見分けるポイントは次の3点です。

フンの形状・サイズ・色

  • サイズ:長さ5〜10cm以上、直径2〜3cm程度(農林水産省の資料では長さ5〜18cm程度)。中型犬のフンに近い大きさ
  • 形状:やや太めの円柱形で、先端が丸みを帯びることが多い。内容物(木の実・昆虫・残飯)によって形が崩れることもある
  • 色:黒褐色〜茶褐色が基本。果実を多く食べている時期は赤みがかった色になることもある
  • 臭い:雑食性のため強い異臭を放つ。特に天井裏など密閉空間では臭いが広がりやすい

ため糞(ため糞場)とは

アライグマには「同じ場所に何度もフンをする」ため糞の習性があります。

屋根裏・天井・縁の下・ベランダの隅など、特定の場所にフンが積み重なっていれば、アライグマが繰り返し利用している可能性が高いです。

廣光が対応した福岡県うきは市のアライグマの事例では、ご相談者が屋根裏を確認した際にフンの山が見つかりました。

同じ場所にフンをする習性は、タヌキやハクビシンにも見られるものです。

ため糞場が形成されると断熱材や木材が糞尿で汚染され、天井のシミや悪臭の原因になります。

放置するほど被害が広がりやすいため、早めの対処がおすすめです。

ハクビシン・タヌキ・猫との見分け方

項目 アライグマ ハクビシン タヌキ 猫
長さの目安 5〜10cm以上 5〜10cm 1粒は小さめ。ため糞で山状に積み重なる 中くらい
太さ(直径) 2〜3cm 1〜2cm やや細め 細く均一
形状 太めの円柱形 細長い円柱形 丸みのある楕円形 細く均一
ため糞 あり(顕著) あり あり なし
特徴 果実の種・昆虫混入 果実中心で甘い臭い 土・草混入 砂を被せる行動あり

※アライグマのフンの直径は農林水産省の資料を参照(同資料では長さ5〜18cm程度)。アライグマの長さとハクビシンの数値は廣光の現場での目安です。その他は公的機関で確認できる出典がないため、定性表現で記載しています。

アライグマのフンが危険な理由|感染症リスク

アライグマのフンが危険な理由|感染症リスク

アライグマのフンには、見た目以上に注意が必要な理由があります。

複数の感染症リスクがあり、特に小さな子どもや高齢者は重くなるおそれがあるため、素手では触らないのが安全です。

アライグマ回虫とは|感染した場合の症状とリスク

アライグマの消化管に寄生する回虫の一種です。

国内では動物園などの飼育施設で確認された報告があります(厚生労働科学研究)。

人の症例の大半は米国での報告です(MSDマニュアル)。

卵を経口摂取すると幼虫が体内を移行し、神経幼虫移行症(眼・脳への移行)を引き起こすおそれのある病気です。

重症化すると失明・神経障害に至るケースも海外では報告されています。

アライグマ回虫の卵は、土壌などの環境中で数年間生き残るとされています。

また、ほとんどの消毒剤は卵に効かないとされるのが特徴です(CDC)。

有効とされるのは、熱湯や焼却といった高温での処置です。

一般家庭でこの条件を屋根裏全体に再現することは現実的ではなく、フンを取り除いた後も卵が残るおそれがあります。

そのため、フンの除去と殺菌・消臭の処理は専門業者に依頼するのがおすすめです。

その他の感染リスク

  • サルモネラ菌:食中毒・下痢・発熱の原因。動物の糞が感染源になる場合がある
  • レプトスピラ属菌:動物の尿に排出される細菌。皮膚の傷口や粘膜から感染し、レプトスピラ症を引き起こす
  • ヒゼンダニ(疥癬):感染した動物との接触で、人や他のペットに移ることがある

(参考:東京都の資料)

フン発見時にやってはいけない5つのこと

  1. 掃除機で吸い込まない:卵がほこりと一緒に舞い上がるおそれがあります
  2. 乾いたままほうきで掃かない:霧吹きで湿らせてから取り除きます
  3. 素手で触らない:使い捨て手袋を着用し、閉め切った場所ではN95マスクを使います
  4. 水で勢いよく洗い流さない:汚染が周囲に広がるおそれがあります
  5. 子どもやペットを近づけない:作業中は別の部屋に移します

アライグマのフンの処理方法と注意点

アライグマのフンの処理方法と注意点

フンを発見した場合は、以下の手順で応急処置を行います。

ただし、これはあくまで一時的な処置です。

侵入口が残っている限り、フンの被害は再発する可能性が高くなります。

自力処理の基本的な流れ

① N95のマスク・使い捨てゴム手袋・保護メガネ・防護服を着用する。
② フン周辺を霧吹きで湿らせ、卵や菌が舞い上がるのを抑える。
③ 固まったフンをビニール袋に入れて密封する(乾いたまま掃くのは避ける)。
④ 使用した手袋・マスク・ビニール袋は密封してゴミに出す。
⑤ 作業後は石けんで手を十分に洗い、衣類はすぐに洗濯する。

消毒について:高温での処置が有効とされていますが、天井裏での熱処理は個人では難しい作業です。

自力での清掃はフン自体の除去にとどまるため、殺菌・消臭の処理は専門業者に依頼するのがおすすめです。

自力処理の限界

  • 侵入口が残ったままになる:フンを除去しても、アライグマが戻れば同じ場所がため糞場になります
  • 断熱材まで汚損している場合は交換が必要:断熱材にフン・尿が染み込むと悪臭・カビの温床になります。自力での交換は難しく、処置が不十分だと臭いやカビが残るおそれがあります
  • 天井裏・屋根裏での作業は危険を伴う:足場が不安定で転落リスクがあります。また狭い空間での防護装備着用は難しく、感染リスクが高まります

屋根裏のどこまでなら自分で掃除できるかは、次の記事で詳しく解説しています。

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屋根裏の糞尿

フンの清掃だけでは、再発を防ぐことはできません。

アライグマが住み着いている限り、同じ被害が繰り返されるおそれがあります。

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アライグマのフン処理だけでは解決しない理由

アライグマのフン処理だけでは解決しない理由

フンを除去してもアライグマ被害が再発するケースが多くあります。

主な理由は、侵入口が残っていることです。

侵入口を塞がない限りフンが再発する

アライグマのメスは、近くにとどまって繁殖する傾向があります(環境省)。

そのため、ねぐらにした屋根裏が再び使われるおそれがあります。

そのうえ、直径5cm程度の隙間があれば侵入できるため、人の目線では見落としやすいのが難点です(廣光の現場での目安)。

廣光が対応した佐賀県鹿島市のアライグマの事例では、侵入口が40箇所見つかりました。

断熱材・天井裏の汚損は清掃だけでは解決しない

糞尿が断熱材に染み込むと、臭いの除去が困難になります。

汚損した断熱材は除去・交換が必要です。

廣光に寄せられた相談664件でも、獣臭・悪臭が110件、断熱材の被害が75件、天井のシミが69件ありました(2026年8月時点の公開事例)。

清掃だけでは臭いが残りやすい点にも注意が必要です。

自力での消毒は不十分になりやすい

アライグマ回虫の卵にはほとんどの消毒剤が効かず、高温での処置が有効とされています。

天井裏の複数箇所に散在するフンをすべて処理するには専門的な技術と装備が必要になります。

放置すると被害が拡大する

  • 糞尿による天井のシミ・腐食が進む
  • ダニ・ノミが繁殖し室内に侵入するおそれがある
  • 断熱材が傷み、断熱の効きが落ちるおそれがある
  • 配線をかじられると漏電・火災につながるおそれがある

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アライグマのフン処理なら廣光害獣対策専門店

廣光害獣対策専門店は、福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県で害獣対策工事を専門とする完全自社施工の業者です。

フンの清掃・消毒から断熱材交換・侵入口封鎖まで一貫して対応します。

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〒816-0912
福岡県大野城市御笠川6-5-12

電話番号 092-707-9939
受付時間 電話:9:00〜18:00
メール・LINE:24時間
対応害獣 アライグマ・ハクビシン・イタチ
コウモリ・ネズミほか
施工体制 完全自社施工(下請けなし)
料金 33,000円〜(税込)
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選ばれる理由①|完全自社施工でフン処理から断熱材交換まで一括対応

フンの除去・消毒・断熱材の交換・侵入口の封鎖をすべて自社スタッフが行います。

下請けに出さず、調査から工事まで同じ体制で対応するのが特徴です。

「清掃業者に頼んだが侵入口の封鎖は別の業者」という手間がかかりません。

選ばれる理由②|最長10年の再発防止保証

廣光では、対策工事のあとに最長10年の再発防止保証を提供します。

保証期間中の再発には、保証内容に沿って対応します。

工事後の再発に備えられる点が、この保証の役割です。

選ばれる理由③|福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県対応

福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・山口の6県に対応しており、現地調査は無料です。

福岡・佐賀エリアでは、お電話から最短30分でお伺いできます(状況によります)。

フンを見つけた段階で相談するのがおすすめです。

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アライグマのフンに関するよくある質問

アライグマのフンに関するよくある質問

よくいただくご質問と回答は次のとおりです。

アライグマのフンに触ってしまったらどうすればいいですか?

フンや汚染された土に触れたあとは、すぐに石けんと流水で丁寧に手を洗います。

目や口に触れてしまった場合は、こすらずに流水で十分に洗い流します。

発熱や倦怠感などの症状が出たときは、早めに医療機関を受診するのが安全です。

受診の際は、アライグマのフンに触れた可能性を医師に伝えます。

アライグマのフンとハクビシンのフンはどう見分けますか?

アライグマのフンは直径2〜3cmの太めの円柱形です。

ハクビシンのフンは直径1〜2cmとやや細く、甘い果物のような香りがすることがあります。

見分けが難しい場合は、専門業者の調査を受けるのがおすすめです。

ハクビシンのフンの特徴は、次の記事で解説しています。

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ハクビシンのフンを発見したら要注意|見分け方・リスク・対処法を解説

屋根裏のフン処理を業者に頼むといくらかかりますか?

費用は建物の規模や被害状況により異なります。

廣光害獣対策専門店のアライグマへの対応は、33,000円〜(税込)です。

侵入口の封鎖や清掃まで行う対策工事は、一般的な目安で23万円〜です。

正式な金額は、無料の現地調査のあとに見積もりでお伝えします。

アライグマ駆除は自分でできますか?

アライグマの駆除には法律上の制限があります。

  • 鳥獣保護管理法:捕獲には、狩猟(狩猟免許と狩猟者登録が必要)、捕獲許可、外来生物法に基づく防除(自治体の防除従事者登録など)のいずれかが必要。これらによらない捕獲は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象(参考:環境省)
  • 特定外来生物法:無許可での飼養・保管・運搬は禁止。野外への放出は、個人で3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の対象(参考:環境省)
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まとめ

アライグマのフンは大きさ・ため糞の習性から比較的見分けやすい一方、アライグマ回虫・サルモネラ菌・レプトスピラ属菌などの感染リスクがあります。

掃除機での吸引や素手での接触は避け、防護装備を着用して対処するのが安全です。

ただし、フンの清掃だけでは再発を防げません。

侵入口の封鎖と、汚れた断熱材の交換や消毒まで行わなければ、アライグマが再び住み着く可能性があります。

被害が広がる前に、早めに専門業者へ相談するのがおすすめです。

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