福岡の害獣駆除補助金一覧|箱わな貸出など支援制度と申請条件を解説
福岡県内で、個人宅の害獣駆除費用そのものを補助する制度は、確認できる範囲でほぼありません。
ただし福岡市・北九州市には、アライグマ用の箱わな貸出と捕獲個体の処分という「捕獲の支援」があります。
この記事では、公的支援でどこまで対応できるのか、どこから民間業者が必要になるのかを、申請の流れと費用目安まで含めて整理しました。
- 「本記事の法的注意事項について」
・薬剤の使用について
殺鼠剤や化学薬品の使用については、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づき適切に行ってください。
詳細: 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/
・動物愛護について
害獣駆除であっても「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条により、みだりに動物を殺傷することは禁じられています。
詳細: 環境省動物愛護管理 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/
・地域別規制
お住まいの各自治体により独自の条例がある場合があります。作業前に必ず確認すること。
福岡県: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/
佐賀県: https://www.pref.saga.lg.jp/
大分県:https://www.pref.oita.jp/
長崎県:https://www.pref.nagasaki.jp/
熊本県:https://www.pref.kumamoto.jp/
山口県:https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/
・消費者保護について
害獣駆除サービスの利用に際しては、消費者契約法等の関連法規を遵守し、適切な契約手続きを行ってください。
詳細: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/
※この記事は2026年8月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金、法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は各サービス提供会社および関係機関にご確認ください。
※害獣駆除の効果には個体差・環境差があります。記載された成功率や効果は一般的な目安であり、すべてのケースでの効果を保証するものではありません。
福岡の害獣駆除補助金はいくら?結論と対象を先に解説

福岡県内の主要自治体を確認した限り、住宅の害獣駆除費用に対する現金の補助金・助成金はほぼありません。
公的な支援の中心は、アライグマなど特定の害獣に対する箱わなの貸出と捕獲個体の処分です。
補助金・助成金・報奨金の違い
3つはいずれも事前の申請と要件確認が前提で、支払いは事後。
- 補助金:政策目的に沿った事業へ交付される。予算枠と審査があり、誰でも通るものではない。
- 助成金:要件を満たせば交付されやすい。多くは事業者向け
- 報奨金:有害鳥獣を捕獲した実績に対して支払われる。捕獲許可を持つ人や地域の実施隊が対象になることが多い。
個人が家屋の被害で受け取れる報奨金は、福岡県内では確認できていません。
個人宅で使えるケース・使えないケース
支援の線引きは「捕獲まで」と考えると分かりやすくなります。
- 箱わなの貸出(自治体への登録や捕獲許可の取得が前提)
- 捕獲した個体の処分
- 駆除の作業費用
- 侵入口の封鎖工事
- フン尿の清掃・消毒
- 断熱材や配線など被害箇所の修繕
農林事業者の方は、窓口も制度も別枠です。
福岡県の市町村別|害獣駆除に関する支援制度一覧

市役所などの公的機関でできることと、民間業者に頼む必要があることを対比すると次のとおりです。
| 支援の種類 |
公的支援 |
民間業者 |
| 箱わな貸出 |
対応(対象害獣・要件あり) |
業者が自社機材で対応 |
| 捕獲個体の処分 |
対応 | 対応 |
| 侵入口の封鎖 | 対象外 | 対応 |
| 清掃・消毒 | 対象外 | 対応 |
| 被害箇所の修繕 | 対象外 | 対応 |
福岡市の害獣駆除に関する支援制度
福岡市はアライグマについて、箱わな貸出と委託業者による捕獲、防除従事者登録を案内しています。
- 箱わな貸出・防除従事者登録:環境局自然共生課(092-733-5389)
- 農業被害:農林水産局 農業振興・イノシシ等対策担当(092-711-4852)
- 有害鳥獣捕獲許可:農林水産局 総務農林部 森づくり推進課(092-711-4846)
北九州市の害獣駆除に関する支援制度
北九州市はアライグマ被害の相談者対象で、捕獲用小型箱わなの貸し出しが可能です。
- 箱わな貸出・捕獲許可:産業経済局農林水産部鳥獣被害対策課
- 農林事業者の箱わな貸出:農林事務所
- 防除従事者登録:環境局 再生可能エネルギー導入推進課
捕獲後に自分で処分できない場合は、市が処分を行います。
貸出台数に限りがあるため、在庫がないときは順番待ちとなる点にご注意ください。
(出典:北九州市「アライグマについて」)
その他市町村の支援制度を調べる方法
お住まいの市町村に制度があるかは、次の順で確認するとよいでしょう。
- 検索窓に「市町村名+アライグマ 箱わな」と入力する
- 出てこなければ「市町村名+有害鳥獣捕獲許可」で再検索する
- 住宅被害は環境系の課、農業被害は農林系の課へ電話する
県全体の方針は福岡県「アライグマ防除実施計画」で公開されています。
箱わな貸出・捕獲許可の申請手順と必要書類

箱わなは申し込めばすぐ届くものではなく、捕獲許可とセットの手続きです。
箱わな貸出までの手続きの流れ
北九州市の例では、次の流れが公表されています。
①有害鳥獣捕獲の許可申請を担当課へ郵送または持参する
②申請後おおむね2週間以内に捕獲許可証が発行され、連絡が入る
③担当課へ来所し、許可証の受取と箱わなの借用申請を行う
④設置後は見回りを行い、捕獲時は担当課へ連絡する
許可が下りるまでに2週間ほどかかるため、被害が進行している家屋では時間の余裕を見ておきましょう。
申請に必要な書類
自治体により異なりますが、一般的には次の書類がそろっているとスムーズです。
- 有害鳥獣捕獲許可申請書
- 被害状況が分かる写真や図面
- 捕獲場所の位置図
- 防除従事者証の写し(登録している場合)
提出前に、担当課へ様式と受付方法を確認する。
補助金が使えない場合の自力駆除と難しい3つの理由

費用を抑えたい気持ちから、自力で何とかしたいと考える方は多くいます。
ただし自力対策は効果が限定的で、途中で行き詰まるケースが目立ちます。
自力でできる4つの基本対策
市販品でできる対策は、おもに次の4つです。
いずれも一時的な効果にとどまります。
理由①侵入口を全て見つけるのが難しい
害獣は、人が想定しない小さな隙間からの出入りがほとんどです。
- イタチ:2〜3cm
- ハクビシン:3〜4cm
- アライグマ:5cm
- コウモリ:5mm
1か所ふさいでも、別の隙間が残っていれば再侵入は防げません。
理由②フン尿の清掃には健康リスクがある
屋根裏のフン尿には、細菌やダニが含まれます。
乾いたフンをかき出すと粉じんが舞い上がり、吸い込む危険も。
アライグマ回虫は国内でも確認例が報告されており、フンの取り扱いには注意が必要です。
マダニが媒介するSFTSなど、動物に付着した外部寄生虫による感染リスクもあります。
一般的なマスクと普段着での作業は避けてください。
理由③許可なく捕獲すると法令違反になる
野生鳥獣の捕獲には、法律上の制限があります。
- 鳥獣保護管理法:イタチ・ハクビシン・タヌキ・コウモリなどが対象。無許可の捕獲は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
- 特定外来生物法:アライグマが対象。無許可の飼養・運搬・放出などは、個人で3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金
コウモリは追い出しと侵入口の封鎖、清掃までが対応範囲で、捕獲や殺傷はできません。
クマネズミなどのイエネズミは鳥獣保護管理法の対象外で、捕獲許可は不要です。
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補助金を待つより早い|害獣駆除3つの選択肢と費用目安
箱わなの貸出を待つ間も、屋根裏の被害は進みます。
害獣被害への対応は、大きく次の3つです。
- 自力駆除:市販の忌避剤や金網で対応する。費用は抑えられるが再発しやすい
- 駆除作業のみ:業者が追い出しや捕獲を行う。侵入口が残るため再発リスクがある
- 対策工事:駆除に加えて侵入口の封鎖、清掃・消毒、修繕まで行う根本解決型
| 比較項目 |
自力駆除 |
駆除作業のみ | 対策工事 |
| 初期費用の目安 |
1〜5万円 |
3万3千円〜 | 23万円〜 |
| 再発リスク | 高い | やや高い | 低い |
| 侵入口の封鎖 | 見落としが出やすい | 含まないことが多い | 全箇所を封鎖 |
| 保証 | なし | 短期または無し | 最長10年(廣光の場合) |
| 長期コスト | やり直しで増えやすい | 再発のたびに費用 | 一度で完結しやすい |
費用は建物の構造や被害範囲で変わるため、金額の確定には現地調査が必要です。
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福岡の害獣駆除なら株式会社廣光害獣対策専門店
株式会社廣光害獣対策専門店は、侵入口の封鎖から清掃・修繕まで一括で対応しています。
公的支援は捕獲までで、家の被害を元に戻すところまでは対象外です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社廣光害獣対策専門店 |
| 所在地 | 福岡県大野城市御笠川6-5-12(本店) |
| 電話番号 | 092-707-9939 |
| 対応エリア | 大分/山口/福岡/佐賀/長崎/熊本 |
| 受付時間 |
電話受付:9:00〜18:00 |
| 対応害獣・害虫 |
ネズミ・コウモリ・カラス・ムクドリ |
| 現地調査 | 無料 |
| 保証 | 最長10年 |
特徴は完全自社施工で、調査から工事、アフター対応まで同じ体制が担当する点。
対策工事には最長10年の保証を用意しているほか、現地調査と見積りは無料で対応しています。
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福岡の害獣駆除補助金に関するよくある質問
相談の場でよく挙がる質問をまとめました。
福岡の害獣駆除の補助金はいくらもらえますか?
住宅の駆除費用に対する補助金は、福岡県内では確認できていません。
受けられるのは箱わなの貸出と捕獲個体の処分などの現物支援です。
イタチやハクビシンでも箱わなを借りられますか?
福岡市・北九州市の貸出制度はアライグマを主な対象としています。
イタチやハクビシンは鳥獣保護管理法に基づく有害鳥獣捕獲許可が必要で、扱いが異なるため担当課でチェックが必要です。
役所に害獣駆除の業者を紹介してもらえますか?
市が特定の業者を紹介することはできません。
北九州市は一般社団法人福岡県ペストコントロール協会(092-555-8701)を案内しています。
箱わなの貸出を待つ間に被害が進むのが心配です。先に駆除しても大丈夫ですか?
追い出しと侵入口の封鎖、清掃は捕獲にあたらないため、許可を待たずに業者へ依頼できます。
捕獲を伴う作業は許可が前提です。
まとめ|福岡の害獣駆除補助金は制度確認と早期対応がカギ
福岡の公的支援は、アライグマを中心とした箱わな貸出と捕獲個体の処分が中心です。
駆除費用や侵入口の封鎖、清掃、修繕は対象外で、自己負担。
捕獲許可には2週間程度かかるため、被害が進んでいる家屋では並行して民間業者の調査を受けると判断が早まります。
制度の内容は改定されるため、申請前に担当課の最新情報をチェックが必要です。
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